ジャンパー膝
ジャンパー膝とはジャンプを頻繁に繰り返すスポーツ選手に好発して起こります。広義には大腿四頭筋炎、オスグット・シュラッター病を含みます。一般的にはジャンパー膝は膝蓋骨下端に生じる膝蓋靭帯炎です。
膝のお皿の下(膝蓋骨下端)に運動痛、圧痛を認めます。過度なジャンプ、着地の繰り返しによる典型的なオーバーユースシンドロームです。
施術・治療方針
問診、視診、触診、徒手検査等を行います。手技、電療、罨法(温めたり冷やしたり)を中心に行い、超音波治療をします。そして、患部の安静を保ち、経過をみて大腿四頭筋、ハムストリングスのストレッチング、筋力訓練を行います。
関連施術
予防について
予防法はスポーツをする前にストレッチングやウォームアップを十分に行い、運動のあとにアイシングと軽いストレッチを行うようにする。痛みがあるときは安静にすること。痛みをこらえて運動しないことなど。