仕事・スポーツでの痛み
野球肩

みとう整骨院

ホーム

施術/料金

症例別の解説

治療方針

院長紹介

概要/アクセス
 
 診療予約へ
     筋肉増強ダイエット

野球肩

野球肩とは肩峰下インピンジメント症候群の事を主に指します。肩の腱板、肩峰下滑液包が肩関節の動きの中で烏口肩峰アーチ(肩峰、烏口肩峰靭帯及び烏口突起)に繰り返しの衝突が起こることによって生じる腱板の炎症です。(腱板とは肩関節を取り巻く筋肉のグループの腱から構成される構造体の事。)(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋

同時に肩峰下滑液包にも炎症が生じます。腱板の中でも棘上筋が最も損傷しやすいです。第一期から第三期までに分けることができます。

第一期は急性炎症期で局所の安静により経過とともに消失します。発症年齢は25歳以下です。

第二期は亜急性炎症期で、外傷を繰り返すことで腱及び滑液包に線維化が生じ、慢性腱炎になります。過度な運動で再発しやすくなります。好発年齢は25~40歳。

第三期は断裂期で、腱板の断裂が起きて観血療法といって手術が必要になります。好発年齢は40歳以上。

施術・治療方針

当院での施術は第一期、第二期のものが施術対象になります。

問診、視診、触診、徒手検査等をおこないます。痛みが治まるまでは固定等で安静を保ちます。痛みなどが引いてきたら、手技、電療、温熱療法、超音波治療など適宜行います。

スポーツをする方は特に安静が必要です。テーピング等の処置で痛みをこらえてすることはお勧めできません。治りが悪くなり、症状の悪化の原因になります。

特に痛みを誘発する動作はしないように指導させていただきます。症状が改善されないときは医師に対診を依頼します。

関連施術

保険施術

予防について

使い過ぎによる病態なので、オーバユーズにならないようにしましょう。痛みがあるときなどはプレイを中止してアイシングを行い、患部の安静に努めることをお勧めします。未成年期の投球によるものは特に注意が必要です。早期発見と、過剰投球にならないように練習量や投球動作の見直しなどの管理が必要です。指導者の方は気をつけてください。野球の場合小学生では1日50球程度、週に200球。中学生では1日に70球程度、週に350球。高校生では1日に100球以内、週に500球超えないことが提案されます。

練習後はアイシングを行いましょう。軽いストレッチも効果的です。