足底腱膜炎
足底腱膜は足のアーチを保ち、荷重時にショックを吸収しています。足底腱膜炎はおもに歩行やランニング動作で繰り返される足底部へのストレスにより、足底腱膜に炎症が生じた状態で、おもに踵骨付着部に痛みが生じます。
使い過ぎによる疲労性損傷で、発症要因として、偏平足、高い土踏まず、腓腹筋の柔軟性低下、そこの柔らかすぎる履物、硬い路面での歩行や、ランニングなどがあります。
歩く時の痛みや、限局性圧痛(踵骨隆起内側突起部)、腫れなどがあります。歩き初めに痛みが生じ、すぐに消えてしまうのが特徴ですが、歩行によって痛みが増悪するケースもあります。
予防について
日頃から、足にあったシューズを履く、偏平足にならないように足の指でタオルを引き寄せる運動をする、足底部、足趾のストレッチが重要になってきます。適切な体重管理も必要かと思います。