外反母趾
外反母趾とは足の親指（拇趾）が小指（小趾）側に「くの字」に曲がった病態です。主な原因は足に合わない靴を履き続けた結果です。ハイヒールによって外反母趾になる女性が多いのが特徴です。なかには関節リウマチの合併症で外反母趾になることがありますので注意が必要です。外反母趾のほとんどが偏平足を伴います。足のアーチが崩れています。症状がすすむと、足にタコ（皮膚が固くなったもの）ができたり、足の親指（拇趾）の外側にバニオンと呼ばれる赤く晴れた皮下滑液包炎が生じ、痛みます。痛みを避けて歩くようになって体のバランスが崩れ、様々なところに問題が生じやすくなります。足首に痛みが出たり…。重度なものは外科的処置が必要です。
施術･治療方針
当院での施術は軽度なものが施術範囲です。重度なものは医師による外科的処置が必要だからです。炎症を伴う場合は炎症を抑える施術をします。また、テーピングで変形を防ぐ、足のアーチを作るのを行います。外反母趾は体のバランスを崩しやすいことから、全身の骨格調整をするためにもバランス整体をお勧めします。
関連施術
バランス整体予防について
足に合った靴を履く、ヒールの高い靴は履かないようにする。足の指をしっかり動かすようにする。足の指でタオルを引き寄せるなどの運動で足のアーチが崩れないように訓練しましょう。