あごの痛み（顎関節症）
顎関節症とは顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節雑音、開口障害ないし運動異常を主要症状とする総括的診断名であり、その病態は、咀嚼筋障害、靭帯障害、関節円盤障害、変形性関節症などがあります。1型から5型まで分類されています。女性の方に多いのが特徴です。顎関節の関節窩が浅いためだと言われています。
1型は咀嚼筋障害といって噛むときに使う筋肉の問題です。2型は顎関節を構成する関節包（関節を包んでいる袋のようなもの）や靭帯の問題で起きます。当院での施術は1型、2型が適応範囲となります。
施術･治療方針
問診、視診、触診、徒手検査等を行います。施術範囲内かどうかを判断します。当院での施術は1型、2型になります。手技、電療（赤外線）、罨法（温めたり冷やしたり）、超音波を適宜施術します。
関連施術
保険施術予防について
片側の顎で物を嚙む習慣のある方、頬杖を突く頻度が多い方などは顎関節症になりやすいと言われます。ものを食べるときは両方の顎を使用し、正しい姿勢を心がけるだけでも予防になります。精神的な影響もあるため、ストレスをためすぎないように運動や個人にあったリフレッシュも大切です。