吸玉(すいだま)療法
2021年03月08日
ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
吸玉についてです。当院の施術の中のひとつですが、吸玉とは患部にカップを置き、真空ポンプを用いてカップの中の空気を少しずつ抜いていくことで陰圧をかける施術の事です。
イメージとして吸盤で吸い上げる感じです。歴史は古く紀元前から行われていたと言われています。
代表的な効果としては、血行促進、血液をきれいにする、皮膚の若さを保つ、関節の動きをよくする、自律神経の調整、内臓諸器官を活発にする、などです。
吸玉をした後にあざのような跡がつくことがあります、溢血斑(いっけつはん)と呼んでいます。東洋医学的にはお血、西洋医学的には古血(ふるち)といったものが吸引圧によって表層にで出来たものと考えています。
痛みなどのある患部は溢血斑が出やすくなります。悪いとこすべてに出るわけではありませんが目安にはなります。
私自身もメンテナンス目的でよくやってもらいますが、体が疲れているようなときや、強いコリがあるときなどは、紫色の溢血斑ができます。ですが、痛くはありません。
個人的な感想として、施術中は気持ちいい感じです。血行が良くなるのかポカポカしてきます。施術後は多少だるさなどが出ることもありますが、体が軽くなったように感じます。そして、少し眠たくなります。
施術後の夜はぐっすり眠れます。これは不思議なものです。いつもぐっすり眠るのですが、それよりも深く寝れるといった感じです。
プロスポーツ選手などのアスリートの方がやっておられることで最近注目されていますが、日本では古くから行われている伝統医療のひとつです。
興味ある方は一度やられてみてはいかかでしょうか?
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